MR経験者の方へ
メディカルコミュニケーター
メディカルコミュニケーターとは
MRの知識と経験を最大限に活かせる医薬品情報のスペシャリストです
メディカルコミュニケーターの主な仕事は、電話を通して適切な医薬品情報を提供すること。 EPファーマライン池袋本社、大阪支店あるいは製薬企業(都内各所・関西)のメディカルコールセンターに待機し、医療関係者からのさまざまな質問に対応しています。
迅速で正確な回答が必要とされるため、社内では高度な専門知識や情報検索、 正しい電話応対などを身につけるための研修プログラムが用意されています。
また、正確な回答を支えるFAQ、製品情報概要、インタビューフォーム等の 学術資材作成・改訂業務を担当する部署もあり、バックアップ体制は万全です。
EPファーマラインのメディカルコールセンター
医療の分野に特化したコールセンターです
EPファーマラインのメディカルコールセンターは、医療に関する専門的な問合せに対応するDI(ドラッグインフォメーション)業務において、国内最大級のコールセンターを展開し、770名以上の有資格者(薬剤師・MR認定証保持者)が活躍しており、約85社のクライアントから厚い信頼を得ています。
また、近年の業務分野はDIにとどまらず、医薬情報に関する文書作成業務、臨床データ管理業務、PMS業務などのサービス提供も拡大しています。
治験支援機関(CRO)の業界最大手であるイーピエス株式会社を筆頭とする、EPSグループの一員として、一層の業務拡大をめざしています。
メディカルコミュニケーターの魅力
未経験でも安心の研修プログラム
MRとしての知識はもっていても、電話で最新情報を医療の専門家へ伝えていくという、DI(ドラッグインフォメーション)業務の経験者はほとんどいません。
スタッフのほとんどは未経験での入社です。薬の知識はもちろん、医薬品情報の検索や電話応対などのスキルが身につく100時間以上の研修プログラムが充実しているので安心です。
プライベートの充実
「外勤と残業から解放されたのが嬉しい」
スタッフが共通して挙げるメリットです。土日祝日は休みで、残業もほとんどなし。
プライベートの計画も余裕をもって立てられるため、家事や子育てと両立しているスタッフもたくさんいます。
池袋本社から徒歩わずか2分、光が燦々と差し込む明るい保育室です。
選べる勤務地
勤務地は、EPファーマラインの池袋本社(駅から直結5分)、大阪支社(本町駅直結)、福岡支店のほか、委託先の製薬会社は大手製薬会社のお客様相談室で東京都内各所、関西方面などの都心にあるため、通勤も大変便利で、またオフィス内の環境も整っています。
希望の勤務地については、ぜひご相談ください。
メディカルコミュニケーターとしてのさまざまな業務
DI業務
当社が運営を受託する大手製薬企業の「くすり相談室」のコミュニケーターとして、医薬品に関するさまざまな質問に、電話で情報提供を行っていただきます。
具体的には、
電話(もしくはeメールもあり)による問合せ対応業務
問合せ内容、回答内容等を記録し、PCに入力する業務
が主な職務となります。
電話の相手は医師、病院・調剤薬局勤務の薬剤師等の医療従事者、卸・特約店、MRが中心です。
MRサポート
MRサポートの主な仕事は、製薬企業の医薬情報担当者(MR)が医師へ医薬品に関する情報提供を行うにあたっての支援、具体的には電話による説明、資料送付、およびMRに対する連絡業務を担当していただきます。
医師には事前に電話をかけることを了承していただいていますので、ストレスなく業務が行えます!
メディカルコミュニケーター(DI業務)の1日
08:45 | 出社。メールチェック、最新情報の確認など | 09:00~12:00 |
電話応対 ほか(*) 受電 → FAQ等データ確認 → 回答 → 問合せ内容入力 → 現場へのフィードバック |
---|---|
12:00~13:00 | お昼休憩(交替制) |
13:00~17:30 |
電話応対 ほか(*) 受電 → FAQ等データ確認 → 回答 → 問合せ内容入力 → 現場へのフィードバック |
17:30~18:00 | 事後処理 |
18:00 | 退社 |
電話応対以外の業務
報告・レポート作成、学術情報の入手(研修受講・自己学習)、事例検討会、後輩からの相談への対応、スーパーバイザーとの面談(毎月:目標の進捗管理・提案、不安や悩みの相談)
メディカルコミュニケーターからのメッセージ
M.Mさん MR経験:7年 / 2010年入社(約1年の産休・育休 期間あり)
Q:転職を考えた理由、またEPファーマラインに決めた理由は?
MR時代、仕事を一通り一人でこなせるようになり、先生や卸さんとも仲良くなって、とても居心地が良かったのですが、この先MRの経験だけでキャリアを重ねることに不安を覚えるようになりました。毎月の数字を追いかけ、達成してさらに目標が積みあがる中、繰り返しの日々に、このまま漫然と続けていいのか悩んでいました。
またその頃にはすでに結婚しており、子どもを持つことを考えていました。エリア担当でしたので、産休・育休取得や時短勤務が周囲に与える負担、また転勤ができない為に私の代わりに誰かに迷惑がかかるのでは…という不安もありました。いろいろ悩みましたが、30歳を機に退職しました。
EPファーマラインを選んだのは、DI(ドラッグインフォメーション)業務に興味をもったからです。
ほかの業界の営業職も考えましたが、MRのキャリアを活かして次につなげられる職種で、経験のない内勤業務をしてみたいという希望もあったため、EPファーマラインに決めました。
Q:現職について教えてください
業務内容
外資系製薬企業のDI窓口業務を担当しております。
チームメンバーは、調剤薬局経験のある薬剤師とMR経験者で構成されています。私自身は産休・育休後、2013年10月からサブスーパーバイザーになり、2014年3月からはスーパーバイザーとして勤務をしています。クライアント様との打ち合わせや毎月のスーパーバイザー会議にも出席しています。
2歳の子どもがいるので現在は時短勤務ですが、時間内は精一杯業務に取り組んでいます。次の日に持ち越す業務はほとんど無く、その日で完結しています。
よかったこと、大変だったこと
毎日、最新の学術情報に触れることができ、また1つのメーカーにのみ在籍していた頃に比べ、他のメーカー様の窓口を経験することで、多角的な視野が養われていると実感しています。
はじめの数ヶ月は、電話口から聞こえる質問を聞き取るだけで精一杯でした。耳が慣れてくるまで時間がかかり、略語にも悩まされました。現在も電話を通じての説明の難しさは日々感じています。それでも、調剤薬局経験が豊富な薬剤師さんと仕事をしているので、電話応対でわからないこともすぐに聞けるため、大変心強いです。2014年4月の診療報酬改定で入電数が一時的に増え忙しかったのですが、チーム全員で乗り切ることができ、達成感にもつながりました。
基本的に業務時間がきっちり終わることも非常に魅力的です。私に子どもがいなかった時ですが、仕事が定時に終わるので英会話も習うことができました。また研修体制も大変整っており、年に2回の全体研修のほか、研修担当部署にお願いして個別に電話応対の相談に乗っていただいています。
Q:転職を考えているMRの方々へひとこと
EPファーマラインは様々なクライアント様の仕事を請け負っていますので、一口にDI業務といっても業務内容はそれぞれ異なり、いろいろな働きかたができます。
私自身もそうですが、周りの人もライフイベントの変化に合わせた働きかたを相談できる環境があります。また、薬剤師さん、栄養士さん、看護師さんなど様々な経験を積まれている方が多いので、とても刺激になっています。また逆に、営業経験のない薬剤師さん達にMR経験をもとにアドバイスできることもあります。
長い目で見て様々なキャリアを積みたいと考えている方や、営業以外も経験してみたいという方であれば、DI業務もひとつの選択肢だと思います。ぜひ、一緒にEPファーマラインで次のキャリアを始めてみませんか?
Y.Rさん MR経験:8年 / 2013年入社
Q:転職を考えた理由、またEPファーマラインに決めた理由は?
8年間の活動で、診療所から大学病院まで幅広く担当し、MR業務を一通り経験しました。
たくさんの人と会う中で、様々な考え方や生き方を学び、自身の将来を想像しました。MRは業務が多岐にわたりやりがいのある仕事ですが、永く働くことをふまえ、自分の生活とのバランスやメリハリのつけやすい仕事に転職したいという気持ちが強くなりました。製薬会社を退職後、他業種でも働きましたが、医療業界で社会貢献を実感できることには魅力を感じていましたし、これまでの知識を活かしたいと思い、現在の仕事に決めました。
Q:現職について教えてください
業務内容
クライアント数社の時間外受付業務を担当するチームです。平日は13:00-22:00、休日は9:00-18:00又は13:00-22:00のシフト制です。出勤時間がオフピークな為、私の場合通勤時の満員電車とは無縁なのが快適です。シフト制だと急な予定は入れづらいと思いましたが、前もって希望を出せば業務状況を踏まえ、現場のスーパーバイザーが可能な限り調整をしてくださるので、メリットもあります。平日の習い事や舞台鑑賞、銀行の手続き等は混雑を避け、心にも余裕をもてます。
また、業務では入電のピーク時間がほぼ決まっているので、自分のペースで受電準備や報告書の作成ができます。
よかったこと、大変だったこと
前職でなじみの無かった領域の問合せでは、先生の使う医療用語がわからず焦りますが、周りの方にサポートしていただいて乗り切っています。クライアント1社を担当する他の部署に比べて、領域にとらわれずジェネラルに知識を身につける必要があるので、わからなかった単語はその日のうちに調べて一覧にまとめています。
MRは対面の仕事なので、表情やしぐさ他たくさんの情報がありますが、コミュニケーターの手がかりは声だけです。そのため、ニーズの把握には、より注意を払う必要があります。また、こちらの思いも全て声に乗せなければ伝わらないので、声の表現力を高める為、定期的に録音を確認しています。
私の部署はほとんどの方が転職経験者です。製薬会社、調剤薬局、ドラッグストア、大学病院等出身は様々ですので、情報交換させていただき、事情に即した対応を心がけています。
Q:転職を考えているMRの方々へひとこと
MRのコミュニケーションスキルと知識を活かして働けます。対応は通常1回完結ですので、ONとOFFをはっきりつけたい人にお勧めします。
一方で、コミュニケーターに特化して言えば、対応に個性を出したい方、経費や業務の裁量が大きいことを好む方、活動が売上や収入に直接反映することを希望される方にはお勧めしません。EPファーマラインはコントラクトMRの部署もあるので、希望すれば相互異動もできると思います。永く働けば家庭や体調など状況が変わりますので、就職後の選択肢が広く、状況に応じて相談できるのはこの会社の魅力だと思います。